ここでは、元の実戦での立ち回りについて紹介します。
先に基本的な知識、各種技紹介の方をご覧になっていただくことをお勧めします。

1、スパⅣ元の立ち回り

スパⅣの元はスパコン・セビキャンを絡めたコンボを狙っていくキャラだと思います。

今回の調整では、通常技のダメージが全体的に落ちており、また、メインコンボだった中中百連中百連が繋がらなくなり、火力不足になっています。
代わりに強百連が4hit目までスパキャン・セビキャン可能だったり、逆瀧から蛇咬叭が繋がりやすくなったりと、スパコン・セビキャンを絡めたコンボを狙うチャンスが増えています。
また、EX徨牙も打撃無敵が削除されたため、EX必殺技はEX逆瀧くらいしか使いません。
そこでゲージは積極的にスパコン・セビキャンに回し、ダメージを稼いでいきましょう。

基本的な知識で紹介したように、元の得意な間合いは喪流立中キックがぎりぎり当たるくらいの距離です。
牽制の喪流立中キックから百連にキャンセルでき、ガードされても有利とかなり優秀。
4hitまでキャンセルが効くので、ヒット確認からコンボを繋げていきましょう。
フルゲージなら惨影、二本以上ゲージがあればセビキャンダッシュから喪流立中パンチ→立強パンチ→弱逆瀧です。
ガードされてもセビキャンから固めていく戦法もアリ。

蛇穿の方は、忌流屈中Pからキャンセルでき、ガードされても弱攻撃くらい削ることができます。
強蛇穿はガードされると初段と二段目の間で割り込まれますが、弱なら割り込まれません。
ガードされると不利ですが、間合いが微妙に離れるため反撃を受けにくいです。
しかし、こちらの忌流屈中Pは届く距離なので、繰り返し固めることができます。
また、蛇穿は初段からフィニッシュまでいつでもEXセビキャン可能なので、ふいにセビキャンから投げも可能です。
攻撃時の元のゲージは、主にこの二つの必殺技のEXセビキャン、スパコンに回していくことになります。

さて、試合中に元が取るべき行動は一つ。
いかに百連・蛇穿を当てるか、これに尽きます。
この二つをヒット・ガード問わず相手に当てることが出来れば、そこから強制的に元のターンにできます。
この二つを当てる方法は主に次の三つになります。

1、いかに喪流立中K(喪流屈中P)を当てるか?(キャンセル百連)
2、いかに脊断を当てるか?(忌流屈中P→キャンセル蛇穿)
3、いかにセービングアタック(喪流)を当てるか?

リーチで言えば、2>3>1
リターンで言えば3>2>1

となるでしょうか。
牽制なら1と3、飛び込みには2を使っていきましょう。

基本的な知識でも紹介した通り、元は遠距離ではできることがほとんどありません。
喪流なら立中Kが当たる距離、忌流なら飛び込み脊断が当たる距離まで接近する必要があります。
例えば、リュウ相手の場合。
遠距離で牽制として撃ってきた波動に対し、

1、波動をセビダッシュして喪流立中Kを当てる
2、波動を飛び越して脊断
3、波動にセービングアタック

この三つの戦法で対応します。
どれも大事なのは間合い管理。
最低でもガードさせられる間合いを覚えましょう。

飛び道具を撃たずに後ずさりするリュウなら、こちらも慌てず歩いて距離を詰めましょう。
中足を振ってきたなら、セービングアタックや喪流屈中Pでカウンターを狙いましょう。
落ち着いて状況を見れば、必ず対応策があります。
やってはいけないのがひたすら飛びと徨牙を振ること。
地上戦が弱い元はついつい跳びがちですが、そればかりではただの的です。
徨牙もリターンは大きいですが、ガードされると反確が多く、前ジャンプや垂直ジャンプにもかなり弱いです。
そのため、大事なのは地上戦。つまり喪流立中Kとセビです。
この二つを上手く振ることが出来れば、必ず相手にプレッシャーを与えられます。

2、百連セビキャン後について

さて、上の選択肢で1を選んだ場合について。
2ならコンボ後の間合いが近いため、問題ありません。もちろん3も。
しかし1の場合は間合いが離れてしまうため、再び近づく必要が出てきてしまいます。
そこで百連セビキャンを使います。
ヒット、ガード問わず有利なため、セビキャンに適しているコンボです。
今回は百連でヒット確認ができるので、ヒットしていたらセビキャンからコンボ、ガードされたらセビキャンしなかったり、セビキャンして投げと弱逆瀧の二択や固め、という風に対応できます。
中段は発生が遅く、この場面で使うべきではないでしょう。
百連も蛇穿も相手を押し込む距離はかなりのもの。
画面端まで追い込めれば百連・蛇穿の固めも楽になります。

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